2024/05/01 マッチングアプリ

こんにちは。柚子柿です。
今日は時間が取れたので、エッセイを2本投稿しますね。

本記事では、マッチングアプリについて触れます。
テイストとしてはエッセイ…というか自分語りですが、私の実体験を基に戦略論的なところも少々書いていきたいので、マッチングアプリに興味があるけれど怖くて始められない、という方にもご覧いただければ幸いです。

結論、マッチングアプリというのは、会っては別れるを繰り返して、相性のいいパートナーと出会う確率を努力で上げられるシステムだと思っています。
マッチングアプリの本質的な部分は、確率ではないかな、と思います。
これは、他のどんな出会い方…王道を行く学生時代の恋愛や、合コン、街角でのナンパなど、どれと比べても、マッチングアプリに右に出るものは無いのではないかな、と思います。

まず、私のマッチングアプリをやっていた頃の流れを記載します。
特定回避のために、内容を事実そのままとずらしていますが、ご了承ください。
私の場合、マッチングアプリで、まとまって数人とやり取りして、そのやり取りが全て終わって、次のまとまった数人とマッチングして…というサイクルを数回繰り返しました。
便宜上、このサイクル1つ1つをn期と呼びます。

〇アプリ活動前の私のスペック
 ▶20代半ば
 ▶恋愛・交際経験なし(異性と接した経験がほぼゼロ)

〇1期
期間:1か月
やり取り人数:3人
アプリ:Omiai
所感:
 1期の頃は、アプリ初心者でした。この頃は、マッチングして初めてのデート(実際には初対面の人と会うだけ)に行くだけで、パートナーができるのでは…と期待に胸を膨らませていたくらい純粋でした。アプリの洗礼を受けるとも知らず。
 1期では合計3人の方とお会いしたのですが、全てその日のうちにお別れしました。振り返っても、この頃は、自分に合う人はどのような人か考えもせず、ただマッチングした人とやり取りをしているだけでした。ですので、いざ会ってみたら話題も性格も合わず、お互いに気まずい時間を過ごしていました。
 自己分析も戦略も、何もかもできていない状態です。1回目のデートで全て終わるのが当然の結果だったと思います。

〇2期
期間:2カ月
やり取り人数:6人
アプリ:Omiai、With、Pairs
所感:
 1期の失敗を振り返り、初めて対策を講じたのが2期でした。アプリによって出会いの質が変わってくるのではないかという仮説を立てて、複数のアプリを同時並行で利用してみました。この予想は当たっていて、結果として、withが最も自分に合ったアプリでした。withの何か良かったのかについては、あとで書きます。
 2期では、初対面で緊張してしまうという自分の特徴を把握したうえで、できる限り緊張しないように対策を考えました。その対策は、
 ①共通の趣味を持つ人を探す(できれば同じくらいのオタクさ)
 ②会う前に電話をする
 でした。この対策が功をなして、2期では1期と比べ、少なくとも会ってお互いに気まずくなるケースが減りました。相性が良くない人は電話の段階でお互い察するし、共通の趣味がある時点である程度は感性も似ていたのですね。
終わってから振り返っても、最もアプリ活動をしていたのは2期でした。

〇3期
期間:1か月
やり取り人数:2人
アプリ:Omiai
所感:
 2期が盛り上がったものの、結果としてパートナーとして相性のいい人とは巡り合いませんでした。2期は純粋に楽しかったのですね。良き友人になれそうな人とも出会えました。しかし、マッチングアプリの出会いなので、合わないということは、お別れするということです。純粋に、仲良くなった人との別れでメンタルが落ち込み、アプリ活動でもスランプに陥ったのが3期でした。
 3期では、withで最もいい成果を出したにも関わらず、なぜかOmiaiに戻ってしまいました。なので、withで培ったノウハウを活かせず、結果として相性の良くない人とも会い、お互いに気まずいデートをしました。

〇4期
期間:2カ月
やり取り人数:2人
アプリ:with
所感:
 3期のスランプから立ち直り、自己分析と戦略をしっかりした上で、withに戻ってきました。2期までは数をこなすやり方でしたが、4期からは2期で立てた戦略を守りつつ、確実に合う人を見極めてやり取りするようにしました。
 結果として、やり取りした人数こそ少ないですが、デートの質を高め、確実に次へつなげられるようなハウツーを身に着けたのが4期でした。
 ここからは、1回目のデートで相手から連絡が来なくなることは無くなりました。しかしながら、4期も相性がいい人とは出会えず、全員とお別れして終わりました。

〇5期
期間:2カ月
やり取り人数:3人
アプリ:with
所感:
 ここまでくると、1期から半年ほど経っていて、アプリ疲れが無視できなくなってきました。このままでは仕事にも影響が出かねないと思い、5期でいったんアプリ活動は休止しました。5期は、withの恋愛スタイル診断やBIG5診断などを使って、過去にやり取りした人で相性の良かった人たちとの間にある共通点を分析し、相性がいいと思われる診断結果になっている人とのみやり取りしました。
 withの最大の強みは、この各種診断を行えるところにあると思います。withでは、様々な質問に答えることで、心理学的に自分はどのようなタイプなのかを知ることができ、診断結果は他の利用者も見ることが出来ます。5期からは、診断結果を活用することで、マッチング当初からストレスフリーにやり取りすることが出来ました。
 5期も終わったので、ここから半年間くらい、アプリを休止しました。

〇6期
期間:2カ月
やり取り人数:1人
アプリ:Omiai
所感:
 半年間の休止を経て、アプリを再開しました。この時は、withからいったん離れて、原点回帰してOmiaiを入れたところ、たまたま話の合う人とマッチングできたため、その人と2カ月間くらいやり取りしました。時期的に、仕事がバタバタしていたため、アプリ活動は細々とやっていました。なので、その人とやり取りが終了するとともに、6期もひっそりと終わりました。

〇7期
期間:1か月
やり取り人数:2人
アプリ:with
所感:
 仕事が落ち着いてきたので、本命のwithに戻り、本腰を入れてアプリ活動を再開しました。5期までに得た学びを活かし、はじめから自己分析に従ってアプリ活動をしていました。
 しかし、久々のアプリだったからか、スピード感覚がすっかり鈍ってしまい、電話までしたものの、会う前に相手にパートナーができてしまったりして、会うことが出来ませんでした。そもそも、2カ月間もやり取りが続いた6期が特殊だったと思います。会う約束をしてから、アプリ活動終了の宣言を受けるという、アプリの洗礼を受けました。

〇8期(最後)
期間:2カ月
やり取り人数:2人
アプリ:with
所感:
 私にとって、最後のサイクルになりました。ここで、今のパートナーと出会うことが出来ました。パートナーとマッチングした時は、休止期間も含めて1年半年間アプリをやってきて感じたことのなかった直感を覚え、速攻をかけました。振り返っても、その決断は正しかったのだと思います。
 パートナーとお付き合いを始めることができ、長かったアプリ活動を無事に終えることが出来ました。



長くなりました。
私のアプリ活動は非常に長期戦でした。異性と話した経験がほぼゼロの状態から、初対面の異性と会うということをしていたのですから、当然と言えば当然です。
1年半年間、アプリをしてみて、やはりこれは確率を上げる戦いだな、と感じました。今のパートナーとマッチングした時は、明らかに他の人とは異なる、これはいかないといけない、という直感がありましたから。
上記のWithの診断結果の利用や自己分析は、ベストなパートナーと出会える確率を上げるために必要なことだったのだと思います。

今、アプリで知り合ったパートナーと何気ない日々を過ごせて、私は幸せです。
アプリをしていなかったら、この日常はありませんでした。
今後、ますますアプリによる出会いは増えていって、定番の出会いのツールになっていくと思います。
勇気を出してアプリを始めた方みんなが、幸せになってほしいです。